お薬に関するお悩み

錠剤と粉薬の違いとは

2019/02/28

はじめに

薬は正しく効果が出るように様々な形があります。粉薬や錠剤、カプセル剤やシロップ、点滴などが挙げられますが、一体何故形を変えているのでしょうか。今回は錠剤と粉薬の違いについてまとめてみました。

錠剤とは

錠剤は固形状のものであり、服用をする事で胃で溶ける仕組みのものと、腸まで届いてから溶けるように設計されているものがあります。水やぬるま湯などでそのまま飲みこむのが一般的ではありますが、水が無くても服用できるものや、かみ砕いても構わないタイプの錠剤もあります。薬の苦みを抑えるためにコーディングされていたり、溶け方が段階的になるようにと工夫されている錠剤もありますが、錠剤のメリットは比較的長期的な保存が可能だという点と、数えやすいのでどれだけ飲めば良いのか解りやすいという事でしょう。
錠剤が飲みにくいからと言って、自己判断で薬を砕いて服用しようとする人がいますが、薬には砕いても問題無いものと、砕く事で効果が変わってしまうものがありますので注意が必要です。もし、錠剤が苦手だという人は、まずは必ず薬剤師に相談をして下さい。

粉薬とは

粉状になっている薬の事で、錠剤が喉につかえて飲みにくいお年寄りや子どもに適しています。体重や年齢に合わせて薬の量を調節したり、2種類以上の薬を混ぜて調剤する事も出来ます。また、粉薬は錠剤に比べると、体内への吸収も早いのでそれだけ早い効果を期待する事が出来るというメリットがあります。
粉薬は喉につかえる感じがして、逆に苦手だと言う人もいますが、その場合にはまず医師に相談をして薬の種類を変えられるかどうか確認しましょう。相談をすれば同じ成分の錠剤やシロップなどの、粉薬以外の薬を処方してもらう事が出来るかもしれません。

粉薬と錠剤、なぜ色んな種類があるの?

同じ成分なら、どうして薬には様々な種類があるのでしょうか。その理由は、患者さんの年齢や体重、飲みやすさなどを考慮しているという点と、病気の症状に合わせて色んな種類の薬を処方しているからです。風邪や痛みなどの症状を、出来る限り早く緩和したいという場合には、薬の成分を早く吸収する事が出来る粉薬のほうが良いと言われていますし、何よりも固形物を飲みこむのが苦手な子どもやお年寄りは、錠剤よりも粉薬の方が飲みやすいのでトラブルを未然に防ぐことが出来ます。粉薬よりも粒が大きい顆粒剤というものもあり、これはコーディングされていて、臭いや苦みを抑えているという特徴がありますので、粉薬が苦手だと言う人でも飲みやすいかもしれません。

おわりに

薬には色んな種類がありますが、それぞれの形にはきちんとした意味があるという事が解りましたね。もしも、処方された形状が苦手だという場合には、必ず診察の際に医師に相談をして下さい。粉薬は苦みを抑えるための服薬ゼリーやオブラートなどもあり、飲みやすくするためのものも売られていますので、薬剤師に相談をして自分に適したものを探してみるのも良いでしょう。

杏仁薬局外観
受付時間
平日(月曜日~金曜日) 8:45~18:30
土曜日 8:45~17:15
夜間・休日 緊急連絡先:090-2602-9528

定休日:日曜日・祝祭日

  • かかりつけ薬剤師を持ちましょう。
    ~薬剤師が患者さん1人1人のお薬の管理や健康全般のアドバイスなどいたします~
  • 薬剤師による在宅訪問を実施しています。お気軽にご相談ください。