健康コラム

清涼飲料水にビタミンCが入っているのはなぜ?

2020/02/06

はじめに

外出時に手軽に飲み物が摂取できるペットボトル飲料。実は、お茶などの清涼飲料水にはビタミンCが入っているのをご存じですか。今回は、なぜ清涼飲料水にはビタミンCが入っているのかを解説します。

市販の清涼飲料水にはビタミンCが入っている

ペットボトルの成分表示には、ビタミンCが入っています。ビタミンCには抗酸化作用があり、健康を維持するのに欠かせない成分ですが、含まれている理由は別にあります。
ビタミンCに含まれる抗酸化作用には酸化防止の役割があるため、お茶が酸化しないようにするために入れられているのです。その他にも、製造過程で本来含まれているお茶のビタミンCが失われてしまうため、それを補うためにビタミンCを添加しています。

清涼飲料水に含まれるビタミンCは合成ビタミン

お茶などのペットボトルに含まれるビタミンCは、果物や野菜に含まれるビタミンとは違い、L-アスコルビン酸と言われる酸化防止剤です。遺伝子組み換えのトウモロコシから抽出される合成ビタミンであり、清涼飲料水は0.02~0.04%添加すれば、褐変防止や風味保持の効果があります。
L-アスコルビン酸と言われても、表記ではビタミンCなのであれば普通に摂取しても問題ないと感じる方も多いと思います。しかし、WHOではL-アスコルビン酸は1日に体重1kg当たり0.25グラムが1日摂取許容量だとされています。

合成ビタミンとビタミンCの違いとは

ビタミンCという名前でも、果物や野菜に含まれる天然のビタミンCと合成ビタミンでは成分に違いがあります。合成ビタミンは、がん細胞の原因となる活性酸素を大量に発生させますが、天然のビタミンCは活性酸素を発生させることは殆どありません。また、国内で使用されているL-アスコルビン酸は、現在価格が半値以下の中国製のものが90%以上使用されていると言われています。中国製の食品が健康に良くないとは一概には言えませんが、ペットボトルの清涼飲料水をたくさん飲む方は、できる限りビタミンCが含まれていないものか、含まれていても量が少ないものを選ぶのがおすすめです。

清涼飲料水は適量を心がけよう

ペットボトルの清涼飲料水は私たちの生活の身近にあり、お店でも自販機でも気軽に購入できます。合成ビタミンと聞くと飲んではいけないものなのかと思われがちですが、適量を心がければ問題はありません。

おわりに

ペットボトルの清涼飲料水に含まれるビタミンCは、酸化防止の役割や製造過程で失われたビタミンCを補っているということがわかりました。果物や野菜に含まれるビタミンCとは違い、合成ビタミンと呼ばれるL-アスコルビン酸は、1日に決められている摂取量がありますので、普段からペットボトル飲料を摂取する方は適量を守りましょう。

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