健康コラム

咳が止まらないのは喘息の前兆かも?「咳喘息」にご注意を!

2019/10/01

はじめに

風邪は治ったはずなのに、何週間も咳を引きずっているという方はもしかしたら咳喘息の可能性があります。風邪とは全く違う病気ですので気を付けなくてはいけません。ここでは、咳喘息とはどういった病気なのか、症状などをご紹介します。

咳喘息とはどんな病気?

咳喘息は、アレルギー性の気管支炎ですが呼吸困難やゼーゼーといった症状は見られません。症状は咳のみです。似た病気に気管支喘息がありますが、それとは異なる病気として扱われるそうです。咳の症状が数週間程度続くと、気管支喘息に約3分の1の人が移行すると言われています。
酷いときは数か月にもわたり咳の症状があるという方もいるそうです。ヒューヒュー・ゼーゼーといった音が聞こえないのは、気管支がかすかに狭くなっているからだと考えられます。

咳喘息ってどんな症状?

咳喘息は主に、夜中に症状が酷くなるのと乾いた咳が長く続くという症状があります。また、激しい運動や発声などをすると、気道の粘膜が敏感になり炎症や喉の発作が起こる恐れがあります。
咳喘息は病院に行かなくても、自然と治ることもありますが、およそ3分の1の人が気管支喘息に移行する可能性があるため、早めに病院に行って治療をしたほうが良いでしょう。咳が長期間にわたると、胸が咳のせいで痛みだしたり睡眠が確保できなくなる恐れもありますので注意が必要です。

咳喘息と喘息の違い

子どもの喘息は、アレルギーが原因であることが殆どであり男の子が比較的多いと言われています。小学校高学年くらいから発作が無くなる時期がありますが、20歳を過ぎてから再発する場合があります。
喘息の原因は主に花粉やペット・ダニなどのハウスダストなどのアレルゲンが原因となるものと、タバコや大気汚染・天気や気温の変化、運動などのアレルゲン以外の原因があります。喉がヒューヒュー・ゼーゼーとなったり胸の痛みや動悸・息切れ、呼吸困難などが主な症状として挙げられます。
一方で咳喘息は、喘息に似た症状ではありますが喉がヒューヒュー・ゼーゼーとなったり、呼吸困難になったりなどの症状はありません。また、痰がからまないという違いもあります。しかし、咳喘息は適切な処置をしないと、喘息に発展しやすい病気のため、気になる症状が出た場合には直ぐに病院に行きましょう。

咳喘息の治療にはどんな方法がある?

咳喘息は一般的な風邪薬などを使っても殆ど効果がないと言われています。主に気管支を拡張させるための薬や経口・吸入ステロイド薬を使った治療法となります。吸入ステロイド薬は少量でも気道に直接作用するため、優れた抗炎症作用を発揮します。咳が長く続く場合は一度病院に行って、正しい治療を行いましょう。

おわりに

咳喘息は何週間にもわたり咳が止まらない症状があります。症状が酷い方は数か月にもわたり咳が続く恐れがありますので注意が必要です。一般的な風邪薬を使っても殆ど効果がないため、気になる症状がある方は必ず病院に行って診察を受けましょう。咳喘息は気管支喘息に発展する恐れがありますので、早めに治療しましょう。

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